2011年12月18日日曜日

タムムン滞在記「~ロンドンの海原やすよともこに・・・出会った~」編

前回のお話はココ
http://hanahosteljapan.blogspot.com/2011/10/blog-post_05.html





 ギャングが出入りするホステルにちょっと危機感を覚えた私は、ハイドパークの北側、ベイズウォーターのホステルへ引っ越した。新しい発見や出会いがあるから、引越しって大好き。

 ベイズウォーター駅前の通りにはアラブ・アジア・ヨーロッパ・アフリカのレストランやショップがずらーっ と並んでいて、シーシャを吸ってる人なんかがいる。少し遠くへ歩くとセレクトショップやギャラリー、オーガニックカフェなど、ハイソな店もたくさんある。私はすぐに ここが気に入った。

 ここのホステルでは、カメルーン人ハーゲッツとコロンビア人エリザベスと同室。部屋はすさまじく散らかっていて、服は脱ぎっ放し、床にはゴミが散乱。なんで使いかけのシリアルや歯磨き粉が3つも4つもあるんだろう・・・。

 ハーゲッツは歌とダンスが大好き。マイケルジャクソンのビートイットを何度も爆音リピートし、ブラとパンツ姿で肉好きのいい体をぷるぷる揺らしている。
ちょ うどその時帰宅したエリザベスがいきなり「あんた、昨晩どうだったの?!」と聞くと、ハーゲッツは「超BAD!愛もないのに元彼と寝ちゃった私って最悪!」と、一層激しく踊っている。
私が「元彼ってどんな人?」と尋ねると、「ブラックでね、オックスフォードストリートのマクドナルドのマネージャーなの。すっごくいいお尻なんだから!」。
“いいお尻” かどうかが重要なのがカメルーンの価値観なんだろう。

 私が「ねぇ、この宿って盗難はない?」と聞くと、ハーゲッツが「私はここに7ヶ月住んでるけど被害にあったことはないわ」と言った。
するとエリザベスが 間髪入れず「何言ってるの!私のテキーラも紅茶も無くなったわ、犯人はハーゲッツでしょ!あなたも気を付けなさい。」と言われた。

 毎日のこんな漫才のようなやり取りが、1人旅中の私をいつも支えていた。

3 件のコメント:

kanasubi77 さんのコメント...

一人旅に笑いは必要だね。私、NZいるとき、綾小路きみまろのCD持ってたもん。夜な夜な聞きながら一人で笑ってたもん。おもしろいんだもん。

tamtam さんのコメント...

きみまろ!
お主、やるなぁ。。。

kanasubi77 さんのコメント...

( ☣ฺ_ゝ☣ฺ)フフ・・・参ったか。。ちなみに、ただいまDVDをレンタル中でござる。。