2012年2月29日水曜日

伏見稲荷

先週?先々週? 正月から訛った体に渇をいれようと、
伏見稲荷神社に行ってきました。
行かれた方は分かると思いますが、あそこは1時間強の山登り、1時間の下山、往復2時間のちょうどよいトレッキングコースなのです☆
京都駅から 奈良線に乗り、稲荷駅下車、すぐ目の前が「お稲荷さん」です。

はじめに大きな正門がお出迎え、中に入って早速出店やらなんやらで”THE 日本”とゆう雰囲気。

少し歩くと早速鳥居の道に入ります。
鳥居はきれいな朱色に塗られ、本当にきれいです。
中には色の剥げた古い鳥居もあって、それもなんとなくイイ味かもしだしてます☆


さあ、分かれ道!どっちへ行こう~?!


どっちも気になる~~  本能で左選択。


カップルで行く人、別れたかったらここで意思表示をしましょう。「あたしは右、あなたは左」ってねw



あたしは大正解?!めっちゃきれいやん!!なんかSAYURIの映画ん中にいるみたい!


いやあ、別世界。





この後1時間弱細かい階段を山登りし、けっこう後ろに人連なってて止まれへんし、


いい意味で追い込まれながら頂上めざします。


おもしろいのは高い所に行くにつれて、休憩所の自販機ジュースの値段もあがっていくこと!


頂上はMAX250円でした。さすが商売の神様!賢い!!

はい!頂上まで途中の逃げ道(帰り道)があります。


あたしは逃げないぞ。上ってやるぞ、こんちくしょう。



お稲荷さんでは絵馬がきつねなのね~~




わあ~・・・ちと怖い。



頂上付近!京都の景色が見えます~けっこう高い所まできましたね



ってな感じでございます。


帰り道は案内表示に逆らい(頂上上りきった達成感で気が大きくなってしまった)、別の道に入ってしまい、山の中で半遭難状態でした。なんとか見知らぬ街中に脱出。


みなさん、必ず道は表示どうりに進みましょう!!えらい事なりますさかいに!ほな!
















2012年2月27日月曜日

☆珍客☆

まだまだ寒い日が続きますね。何度か寒さに負けてしまいそうになりましたが、今のところ風邪ひとつひかず元気な毎日を過ごせておりますナスビでございます。
先日広島花宿に珍客がいらっしゃいました。

この子がその珍客。通常より少し大きめのモルモットちゃん。

出勤した清掃スタッフのコンチャンが花宿玄関横の植え込みにモソモソ動く物体を発見。思わず2度見したそうです。そりゃそうだ。
朝っぱらからコンチャンと二人で悩みに悩みました。この子どうしたらいいんじゃろうか。。?・・・と。
”ほうじゃ!お腹減っとるはずじゃけぇ、私のお昼ゴハン用のチョコパンあげてみよう!”と、コンチャン。
モルモットちゃんは、一応パンの部分をひとかじりしましたがあまり興味を示しませんでした。
”ほいじゃぁ~私、草抜いてもってきます!”と私。
モソモソモソモソモソ
食 べたぁぁぁぁぁぁぁ!!!と超感動の2人。しばらく暖かく見守りました。そのときです。とても鋭い視線を感じ横を見るとニャンコがモルモットのいる草木に 近づいてくるでわありませんか。ネコなんかに負けるか!っと、犬の鳴き声をまねて応戦。勝った・・。私の圧勝でした。でもこのままじゃぁ、心配・・よっ し!捕獲しよう!
寒空の中無理な体勢を続け大好物の草をおとりにどうにか、バケツの中へと導こうと頑張りましたが何度も失敗して、何度もくじけそうになりました・・・


なかなか中に入ってくれないモルモットちゃん。休みなのにも関わらず協力してくれたマッティーが小さいバケツに変えた直後。ほんの数秒後。 
”えっ!??”

入っちゃった・・
勉強になりました。モルモットは小さい狭い場所が好き。次回に活かそうと強く決心しました。
さてさて、バケツの中ではかわいそう。。よっし家を作ろう!受付スタッフ総動員でおうちを作りました。

”名前は!!??名前!!”
”ちょこぱん!”
コンチャン命名

寒かったらいけんしね!お腹まだ減っとるかもしれんしね!!・・とスタッフみんなでアイデアを出し合いチョコパンのお家完成。
しかし、花宿では飼うことができないので、警察に連絡して引き取ってもらいました。チョコパンはとてもきれいななりをしていたので、ペットだったに違いない。。どうかどうか、一日も早くご主人様に会えますようにとスタッフ一同祈りました。
今でもチョコパンのつぶらな目が忘れられない。コンチャンなんて、昨晩の夢にでてきたそうです。

2012年2月14日火曜日

タムムン滞在記 「~グアテマラのホステルで・・・働いた~」編









グアテマラのアンティグアに着いて、3日。
水にインクを垂らしたみたいに、この町にどんどん馴染んでいる。


この町のホステルでフリアコを始めた。
ベッドメイキングや掃除をするものだろうと思い、荒れ性の私はゴム手袋持参でグアテマラへ来たのだが、仕事はゲストの朝食オーダーとサーブだけだった。
それを3時間と、あとの2時間は座って店番しておくだけ。スウドクをしながら美味しいブランチを頂いている。
欧米人が泊まりに来る気さくなホステルなので、仕事中の飲酒・喫煙・雑談も全く問題なし。


オージーとブリテッシュのフリアコ君が仕事内容を説明してくれたが、なまりがきつく、全く聞き取ることが出来なかった。
英語といえば、この宿ではスタッフも客もみんな英語で会話をしているのだが、グアテマラに来てまで全てを英語で済ませる彼らの行動に時折、疑問を抱く。
なので、私はあえて「Buenosdias!(おはよ!)」とスペイン語で挨拶をする。
そうすると何人かは私をグアテマラ人と思い込み、たどたどしいスペイン語で朝食をオーダーしてくれる。
その瞬間、少し嬉しくなる。


アメリカ人とアラブ人とか、アラブ人とユダヤ人とか、国同士では仲が良く無いけれど、同じテーブルで朝食を頂くともう、友達。
旅の情報交換をしたり、身の上話をして楽しそう。
朝の陽をめいっぱい含んだ食堂で、そんな風景を見るのが好きだった。
世界中の旅人と遊んだり、グアテマラ織りを習ったりしているうちに、フリアコ期間1ヶ月が終了。
フリアコ仲間や長期ステイのゲストとは寄宿舎生活をしている感覚だったので、別れが名残惜しかった。

2012年2月12日日曜日

☆にゅーじーらんど とりっぷ その2☆

日に日に日が出てる時間が長くなってきて得した気分になっているのは、私だけでしょうか?

前回のブログでNZ旅行について書かせていただきました。でも、まだまだ伝えたいことは沢山あるのです。
滞在期間が短かかったため、その短い間に食べたいものをなるべく多く制覇してやるため、NZに行く前から食べたいものリストを完璧に作り上げていた私。

まずは、NZで一番有名なFish & Chips (Fishに大好きなサーモンをチョイス)


そうそう、パイも大人気。NZのソウルフードで言っても過言ではないです。パイといっても、スイーツのパイではございません。手軽なファストフードといったおかずパイのことを指します。今回はポテトトップパイ(中にトロトロに煮込んだミンチ入り)と、ステーキ&チーズをチョイス。


高校時代、放課後おなかをすかせよく通ったチャイニーズテイクアウェイのステーキチャーハン。これが、量がハンパない。


KIWI(ニュージーランド人)はカフェでランチ食べるのが大好き。そして、私はこの、エッグベネディクトと、ビッグブレックファーストを毎回交互に注文しておりました。


そして、大好きなモカ。NZで飲むコーヒーはだいたいこのようにアートしてくれるので、嬉しいですよね。


ほんでもって、やっぱり、NZのワインはうまい!!今回約7日の滞在で軽く10本越えをしてしまいました。
NZビールもなかなかいけます。


そして、バカでかいカートで倉庫みたいに大きなスーパーマーケットでする買い物。NZのスーパーが大好きな私はほぼ毎日ワイン買いに行くたび中を観光気分で歩き回っておりました。海外のスーパー好きは意外と多いはず。


リストを完全制覇することができなかったので、次はいつNZに帰ろうかな~と密かに計画中です。

2012年2月9日木曜日

タムムン滞在記 「~メキシコ チアパス州の奇祭に・・・出くわした~」編

メキシコの中で一番先住民が多く、貧しい農民が多いメキシコ南東部のチアパス州を旅していた時、先住民の小さな村、シナカンタンのサンセバスチャン祭に出くわした。


 ここの村人は独自の言語を話し、ゴージャスな花の刺繍の入ったロイヤルブルーの民族衣装を着ている。
みんな背が低く、男性が155センチ・女性が145センチくらい。
シャイなのか、観光客の私を興味深気に見る割には、目が合うと目を反らされる。スペイン語がわかる人もあまりいないようだ。





 まずは教会へ入った。
床一面に松の葉が敷き詰められ、それらとお香が混じり合った不思議な臭いが充満している。
村人はそこに膝まずき、聖人像に向かって熱心に祈りを捧げている。
ここにはキリスト教(侵略したスペイン人によって改宗させられたので)と、それ以前から村人が大切にして来た土着の宗教が融合した信仰があるのだ。

 広場には露店がたくさん出ていて、揚げバナナとパインティー(温かいシロップにパイナップルが入った飲み物)を試した。 宿で知り合ったカナダ人のロバートは「これうめぇー」とパインティーをおかわりしていたけれど、パイン飴を溶かしたような甘さは私には合わなかった。

 それからだ。未だかつて見たことのない光景に出くわしたのは。
まずジャガーの気ぐるみを着た3人の男が木に登り、下に居るイタチのはく製を持った10人くらいの男たちがそのジャガーにイタチを投げたり、イタチでつっ突いたりしている。
コントなのかそれとも何か深い意味があるのか理解に苦しんだが、これが1日の間に5回くらい繰り返され、その度に空を飛び交うイタチのはく製が哀れで笑えた。

 次に音楽と爆竹の音がするの方へ行くと、これまた面白い光景が。
ねずみ花火がいーっぱい付いたものを頭上に担いだ男を筆頭に、ルチャリブレのマスクをかぶってピエロのようなつなぎを着た子どもたちが、飛び跳ねながらパレードをしている。
その中に、飛び散った火の粉を大きなハッパで消しながら必死で群れについて行く小さな子がいて、その懸命な動きが愛らしかった。
それにしてもこの子たちはタフだ。ねずみ花火が終わると少し休憩し、また音楽に合わせてパレードを繰り返している。

 あたりが暗くなってくると、爆竹とねずみ花火で作られた3メートルくらいの塔へ点火が始まった。
下から上に次から次に引火していった爆竹が鳴り、風車のようにねずみ花火が回っている。
ロバートがそれを「サイケデリックジャングルジム!」と呼んだのがおかしかった。

 夜になるとステージでメキシカンバンドが演奏を始め、村人や近隣から遊びに来ている人たちが踊り始めた。 若いカップルたちも恥ずかしそうに向かい合って体を前後に揺らしている。 
ここの村人は日本人よりも遥かに表情に乏しく、楽しいのか退屈なのか読み取ることが困難だが、踊っている彼らを見てやっと、楽しんでいるんだということがわかった。 
ロバートが185センチ以上ある体を村人の群れにうずめて踊り始めたので、私も加わった。
彼らの言葉も感情も理解はできないけれど、なんだか少しだけ、ひとつになれた気がした瞬間だった。

 あらゆるメディアによって世界の情報が簡単に手に入るようになった今日でも、ここの村人たちは昔ながらの生活を続けている。 
職を求め街へ出て、物質文化に触れた者も、必ず故郷の仲間や祭を大切にし続け、帰ってくる。
生まれ育った土地の言葉や味は体に染み付いた愛着のあるもので、彼らのよりどころなのだ。