2011年6月28日火曜日

ワーホリ滞在記~カナダ編~

1ヶ月前はワーホリ滞在記ニュージーランド編を綴りましたが、今回はその約2年後に滞在したカナダのお話を記したいと思います。

カナダに行ってしたかったこと。
まずは、スキーですね。ロッキー山脈のど真ん中に滞在して、毎日スキー三昧!がしたかったんです。
そして、やはりニュージーランドの時と同じような海外での生活が恋しかったんです。
日本とカナダの生活時間の流れは本当に違います。
カナダの大都市では一緒でしょうが、私が滞在した小さい島の街では本当にゆ~っくり時間が流れます。
最後に、英語力アップ!(本当は1番の目的がコレじゃなきゃいけないのでしょうが、私はいつも勉強の目標が低いのです。)

さて、カナダのカルガリー空港に降りた私はパノラマというスキー場に直行しました。
運がいい事に、私の彼と友人が働いていたのでそこに転がりこんだかたちです。
海外に友達を作っておくと、こういうときに頼りになりますよ!!

そして、仕事を探しましたが、運悪くスキーシーズン残り6週間だったため、雇ってもらえませんでした。
やはり前もっての申し込み、行動しないと簡単には仕事が得られません。
後悔しましたが、そればっかりじゃ何も楽しくないので、6週間支出を抑え、遊んで暮らす道を選びました。
シーズンの終わりでしたが、夜の気温は氷点下25度まで下がることも。
雪もたくさん残っていて、ウィンタースポーツを満喫しました!

遊んでばかりではいられないので、スキーシーズンが終わる頃に友達の勧めで、バンクーバー島近くのペンダー島という人口わずか(夏の多いときで)300人の島にあるリゾートホテルの面接をすることになりました。
それが、人生初の電話での面接!!
日常英会話はできましたが、堅い話やましてや苦手な電話での英会話。
面接相手が何を質問してるのか聞きなおしたり、自分で何を答えているのか分からなくなったり。
面接が終わったとき、やっぱり英語力のアップが必要だ!と思い知らされました。

心配だった結果も無事、OKの返事をもらい、春から夏が終わるまでの4ヶ月間そこでハウスキーピング(お掃除係)の仕事をすることになりました。

さーここから私の精神力がググッとアップした物語の始まりです。

ハウスキーピングの仕事はきついよ。とは聞いていましたが、私の英語力ではこの仕事しか与えてもらえませんでした。覚悟を決めてはいましたが、やはり大きなコテージ、広い敷地を持つこのリゾートホテル。
結婚式や夏のホリディを過ごす人でいつも満室状態。
掃除はJ-hoppersで鍛えていたので、内容にはすぐに慣れましたが、広い敷地の移動が大変!!
ゴルフカートを使わなければいけないくらいの広さだったのです。
そして、もう1つ大変で面白かったのが働いているスタッフの国籍、国民性の違い。
ニュージーランドではココまで色々な国の人と一緒に働いたことがありませんでしたが、このホテルでの私の大ボスはカナダ人、次のボスはモロッコ人、仲間達はブラジル、ロシア、韓国、カナダ、オーストラリア。
日本人は私を入れて2人のみ。
日本人はよく働く。ココで働いて、コレが私の中で立証されました。

それぞれ、個性が強く、しばらくするとチームリーダーを任された私は、この人たちをまとめるのが大変でしたが、職場を離れたら皆でサッカーや野球をしたり、パーティーしたり。と仲の良い友達たちになりました。

しかし、ボスと仕事の内容やお給料のことで話し合う(ケンカ寸前!)事が何度かあり、本当に辞めようかとくじけそうになったことも。でも、ふと考えてみたら、日本で自分の上司と仕事やお給料のことでこんなに素直に意見を飛ばしあえるなんて凄いじゃないか!わたし!!
いつの間にか日本人2人しかいない環境で少し進歩した私の英語で自分の意見が言えることに快感を覚えたのでした。笑
日本でこんなことやったら、絶対にクビですよね。

そして、このペンダー島での暮らしが私は大好きでした!
島には公共交通機関がなく、フェリーポートからはいつもヒッチハイクか友達の車に乗せてもらい、家に帰る。買い物へ行くときはリュックを背負い、徒歩30分かけてスーパーへ。
帰りは食料を山ほど持っているので、歩くのがしんどくなったら、やはりヒッチハイク。
この島民はみんな、協力し合い生活しているので、Car Stopと書いてある標識の下に立っていたらすぐに乗せてくれます。女の子一人でヒッチハイクしても99%安全じゃないかな。
実際私も何回か1人でヒッチハイクしましたから。

ちょっと歩いて行けばフリスビーゴルフ場や湖、とっても眺めの良い展望台がありました。
そして、シーカヤックや釣り、自然と触れ合えるアクティビティがたっくさん!!

小さな島の生活はスローライフ(仕事以外)不便なことも楽しく乗り切れました。
ワーホリを初めてするにはちょっと不安がつき物ですが、こういう小さいコミュニティーでホスピタリティー精神旺盛な人たちと過ごすのもいいですよ。

なんてったって、日本人率が低いですから英語力が一気にアップすることは間違い無しです!
そして、精神面も度胸が付くと思います。ワーホリに行くこと自体、精神面強くなると思いますが、島の暮らしで何事に対しても度胸が付くと思います。

そして今、カナダから帰ってきた私をもう一度やさしく受け入れてくださったJ-hoppersの皆様とこの経験を活かしながら広島花宿で働いています!


最後の最後に、旅行に行ったレイクルイーズというロッキー山脈の一部の写真です。
冬はスキー、夏はハイキングができます。




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