最近は虫、動物の鳴き声を録音して聞いております。鳴声が言語に変わる瞬間が興味深くてしょうがない。
雨が虹色になり、水溜りが大渦巻きに変化すると私と時の歯車は逸脱するのであった。足元の蟷螂は徐々に膨れ上がり、不意に膨れ上がった姿で目の前に出現した。まるで時の刻みを完全に忘れていたかのように、いつの間にか蟷螂はすさまじく立ちはだかっていた。よく観察すると蟷螂は私であり、角膜なのか、それとも空気に反射しているのか。むやみに理由を検索してみたが微笑みしか発掘できず、最後には大笑いしてしまったのである。
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