2010年9月12日日曜日

夏の終わり 滝登り

ヒグラシの声は刹那に去り
鈴虫が鳴きだしました

なのに まだまだ暑い毎日です。
休みの日はいつも山に行きます、、今日は京都を出たくなりました。
またも気ままに電車に飛び乗り、
滋賀のとある滝へ出かけました。

滋賀は京都に近いのです。大津なら山を越えて電車でわずか15分です。


















今回は山科で乗り換えて湖西線に乗りました。
私はゆっくりと時間の流れるこの線が大好きです。
この眺めだけでも、旅した気分になれます。
右にはどこまでも広がる琵琶湖と湖東のなだらかな山々や島
左には黄金になり始めた稲とそびえる険しい山や森が広がります


ほぼ無人の駅に到着、看板と勘を頼りに滝へ歩きます。
アスファルトの坂道を2、30分登ると登山口に着きます。
ここから気温がぐっと下がります。





もうちょっと登ると小さな滝があり
ここに雌滝があります。


滑らかな流れと森の気持ちよさにすぐに飛び込んでしまいました。
もちろん、その横に立つ毘沙門さまへのお祈りをしてからです。









そこから更にジャングルのような山道を登ります





開けた気持ちいい景色!その昔にも先人たちはこの景色を見、
滝の前に自然の偉大さを感じ、神として崇め祀ったのでしょう




そこから更に山道を下り、、遂に雄滝へ
その滝は40メートルもある、滋賀最大の滝です。

実はこの滝、5つの滝からなっており全長は75Mにもなります。

雄滝は力強く流れる滝で 岩のごつごつした質感と勢いが
男性を濃く、意識させる滝でした。
なんだか恐れおおい気持ちになり、ほとんど泳ぐことなく、
岩の上でひんやりと吹く風を楽しみました。




日が暮れる頃
琵琶湖へ降りてきました。
漁をする船が幾艇も並べられた
水辺の漁町は時間をなくしたように静かに
夕靄の中にたたずんでいます

水鳥が東の空に飛んでいくのを眺めました

誰もいない浜辺に寝転びました

こういうひと時を、 都会の人も
感じながら毎日を生きられれば 
きっと社会も おかしな時間の進み方も 
変わっていくのにと、今日も思うのでした

2 件のコメント:

Chika さんのコメント...

レイナさんの写真いつも素敵ですね!!滝が美しすぎます!
わたしも街を抜け出して自然にふれあいたいっと切に感じました。

waruida さんのコメント...

滝で普通の服で水浴、、、って。なかなか豪快ですね。